介護報酬の引き上げ
厚生労働省は12月14日に、
2021年度に介護報酬を0.7%前後引き上げる方向で財務省と調整に入りました
介護報酬は介護保険サービスの対価として事業所に支払われるもので、
前回18年度は0.54%のプラス改定でした
前回よりも大きな上げ幅での、改定です
介護報酬が上がると、介護の事業所は収入が増えることになります
これは介護の現場のことを考えると、素晴らしいことですよね
その一方で介護保険からの支出が増え、
原則1割を負担する介護利用者の負担も重くなります
介護業界の人材確保が困難な今日、
やむを得ない改定なのかもしれません
最近の制度改定では、
保険料の負担増や自己負担割合の負担増の話ばかりです
自己負担割合が増すということは、
「健康の価値が増す」
ということでもあります
寿命だけでなく健康寿命を大事にする、
そんな社会に変化しています