インターンシップと労務問題

先日、お客様からインターンシップにおける労務リスクについての相談がありました。

最近は色んな企業で職業体験としてインターンシップを実施するケースが増えてきています。

学生としても興味ある企業の仕事内容を経験してから、就職先を検討出来るのはありがたいですよね。

インターンシップを行う上で企業として注意する点はどのような点でしょうか?


インターンシップで学生を受け入れる場合、重要なことは労働者との明確な区別になります。

労働者との区別で重要なポイントは

●見学や体験的な要素がきちんと含まれているか

●使用者から業務に関る指揮命令を受けていないか

●学生が直接の生産活動に従事しており、それによる利益・効果が実施事業所に帰属していないか

●学生に対して、実態として報酬が発生していないか

がポイントとなります。

これらのポイントを押さえていないと、インターンシップ参加者に労働関係法令が適用される可能性が出てきます。

インターンシップを実施する際は、ご注意下さい。

不安な点ございましたら、お気軽に古賀までお問い合わせください。

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