年金問題・これからの老後は??

一時、老後に貯金が2000万円必要という発言が話題になり
波紋を呼びました
今の現役世代の老後を一度考えてみます
まずは年金がいくらもらえるか、いくつかの例を挙げて確認してみましょう
①平均的な収入で40年間働いた場合 国年約6万5000円 厚年約9万円 ⇒計約15万5000円
②40年間専業主婦の場合(40年間扶養家族の場合) 国年約6万5000円のみ
これまでの家庭では上記金額の合計22万円が年金としての収入例でした
しかし、現在は女性の社会進出が進み夫婦共働きの世帯が増えています
1980年では、専業主婦世帯1100万世帯、共働き世帯600万世帯
だったものが
2019年では、専業主婦世帯600万世帯、共働き世帯1200万世帯
となっており、逆転しています
実際共働き世帯の年金額は
①平均的な収入で40年間働いた場合 国年約6万5000円 厚年約9万円 ⇒計約15万5000円
②平均的な女性の収入で40年間働いた場合 国年約6万5000円 厚年約4万5000円⇒計約11万円
合計26万5000円以前より2割程支給額が上がっています
現在では男女の所得差も縮まってきており、②の金額は①の金額に近づいています
平均寿命は延びていますが、贅沢をしなければ生活には困らない額を毎月もらえる感じがしますね
ただ、これは現在の年金制度が今後も存続し続けた場合の話です、、、
年金は現役世代の負担で高齢者を支える構図になっており、
少子化は年金制度を揺るがす大きな要素になります
今回の結論は
『現制度が存続し続ければ、多くの家庭は年金で生活出来る』
となります
これからも年金についての話題を取り上げていきたいと思います