ランティエの存在
皆様、あけましておめでとうございます
新年一発目から、お金の話をしていきたいと思います
皆さんはランティエという単語を聞いたことがあるでしょうか
僕も最近知った単語ですが、意味は十分な資産を持ち働かなくてもよい人たちのことです
例えば投資銀行等の外資系金融機関で勤務する人々は
一日16時間以上の労働時間という激務を通じて
45歳頃には引退しこのランティエとして余生を送る方も多いです
これらのランティエは諸外国で
芸術や文化の発展に大きく寄与してきたそうです
一方日本では、年功序列の給与形態から高齢者に金融資産が集中するという状態が生まれています
高齢者でランティエとして余生を楽しんでいる方もいますが、
割合としては少なく働き続けられる限り、働き続けるという方の割合が非常に高いです
前職では、退職後再雇用され70近くまで働き続ける方が多数いました
その方々の話を聞くと働く理由の多くは
「健康のこと等を考えると、生活スタイルを変えたくない」
とのことでした
確かに長年かけて定着した日常を変化させるのは
大きなストレスになるかもしれません
これは経済が成長したり、社会福祉の制度が整備されても
変わらないものです
社会の変化に関わらず、これから企業は
高齢の労働者との付き合い方を考えなければいけません