ジョブ型人事制度

いくつかの企業で導入が進められている、「ジョブ型人事制度」

今日はこの制度について考えてみたいと思います。




日本では馴染みの薄かったこの制度ですが、欧米では主流の人事制度となっています。

欧米では雇用契約時に職務や勤務条件を明記した書類が渡されます。

雇い主は職務や条件を一方的に変更出来ない反面、

社会情勢等でその職務がなくなった場合、配置転換や雇用の継続が約束されていません。




今、日本で主流の人事制度は「メンバーシップ型人事制度」といいます。

アメリカのジョブ型人事制度がメンバーシップ型と異なる点についてまとめてみました。

・評価、給与が年功序列でない

・専門職が育成されやすい(専門性の高い仕事にはより良い条件が提示されるため)

・終身雇用でない

・契約外の仕事を行わない

・労働者に詳細な条件の提示が必要

これは業務委託契約にかなり近いですね。




今後、このジョブ型人事制度の法的整備がどこまで進むかによって、

仕事のあり方も大分変ってくると考えられます。

ある意味、実力主義の人事制度と捉えることも出来るため、

人によって評価の分かれるところでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です